医学部の面接対策とは?

医学部の面接対策とは?

【そもそも、医学部の面接目的は?】

医者を志す方に立ちはだかるのは、難易度の高い医学部受験だけでなく、何故医者を目指すようになったのかといった、志望動機を問われる面接です。
各科目の勉強に身を入れるあまり、面接対策まで時間を割けなくて、医学部受験日当日、面接で不本意な結果に終わってしまうのは勿体ない話です。

今では、ほぼ全ての医学部入試で面接が採用されて、医学部受験プラス面接対策が常識になっています。
面接対策に当たって、そもそも医学部入試で、なぜ面接が実施されるのかを理解しなくてはなりません。

まず医学部入試の面接で問われることは、医者になろうとする高い志があるかどうかです。
医師の仕事は人命を預かるため責任が重く、中途半端な覚悟で務まる仕事ではありません。

例えば医者になる動機として、親が医師だから医学部を目指したくなる方の考えがあるでしょうけれど、医学部入試の面接では、不十分な志望動機とみなされがちです。
親の期待に応えるために、自分も医者になって医師家系にしていこうとすることも、医者になろうとする意識を高めますが、患者の命を救おうとする大義名分とはかけ離れています。
医者になるからには、患者を第一に考えられる人格者であることが必須であり、医学部入試の面接で、患者を心から思いやれる人物なのかを推し量られます。

いかに高い志を説得力のある言葉でアピールできるかが肝心で、医学部入試の面接が、医師になりたい本気度を見極める基準です。
医学部に合格したら、医師のキャリアをどのように築いていきたいか、未来を見据えた明確なビジョンを、面接時にはっきり説明できることも大切です。

各校の求める人物像に当てはまるのかどうかも、医学部入試の面接で問われて、各医学部が掲げているアドミッションポリシーに沿っているかが重要です。
アドミッションポリシーとは、各校の教育理念などに基づき、理想の学生像を明文化したものです。

入学を志望する学生に対して、各医学部が求める心構えを、アドミッションポリシーが明確にします。
アドミッションポリシーの一例で、変化する社会、多様な文化や人々の中での医療ニーズを学び、社会における医師の職責について学修できるかです。
医学部が求める学生に相応しいのか、医学部受験生が見つめ直し、アドミッションポリシーを意識した面接対策をしましょう。

【面接の形式(個人面接、集団面接など)】

医学部入試の面接には、大きく分けて個人面接と集団面接があります。
個人面接の場合、学生一人に複数の面接官(2~4名)による対話型で質疑応答し、面接官の一人が一般的な質問をします。

一人が専門的な質問をして、一人が答えにくい質問等、それぞれの役割が決まっている場合が多いです。
対話型は一般的な面接形式で、多くの大学が採用しています。
個人面接の場合、10~20分程度掛かります。

集団(グループ)面接の場合、学生複数に対し、面接官も複数という形式で、面接官、受験生それぞれ3~4名ほどで行われます。
面接官の質問に対し、指名された順に受験生が回答し、面接時間は15~30分が多いようです。
面接官は一人ひとりに同じ質問をしたり、調査書や面接シートの内容によって質問事項を変えることがあります。

他の学生の対応と面接官の反応を見られるので参考になる反面、周りと比べられることで気後れしてしまい、自分はちゃんと受け答えできるのかと不安になってしまいやすいです。
こうした考えに陥らないよう、自分の考えをしっかり面接官に伝えられるように、集団面接に慣れておく必要があります。

【面接対策】

面接対策には幾つかのポイントがあり、面接時の服装で清潔感をアピールすると、面接官に好印象を与えられます。
高校の制服があるなら、手入れをして面接に臨むと良いでしょう。

制服がなくてもスーツ+襟付きの白シャツに無地スラックス、襟付きの白いブラウスに濃色無地の膝丈スカートなどでも問題ありません。
女子受験生でしたら、アクセサリー類の着用やメイクは控えましょう。
医学部入試の面接は、医者になる動機を伝えるのが目的なので、面接でアクセサリーで目立とうとしたり、メイクで顔立ちの印象を良くするのは場違いです。

面接の流れを頭に入れておくことで、スムーズに面接を行えます。
名前を呼ばれたら「はい」とはっきり返事をして、ドアを3度ノックして「お入りください」と返事があったら「失礼します」と入室しましょう。

入室後ドアを静かに閉め、まず一礼してから氏名を名乗り挨拶し、もう一度礼をします。
面接官に着席を促されるまで、椅子に座るのを控えましょう。
座ってからも姿勢を正すことをお忘れなきよう、お気を付けください。

質疑応答では振る舞いもチェックされて、落ち着いて面接官の顔をまっすぐ見て受け答えしましょう。
複数名の面接官がいる場合は、質問者に顔だけでなく、身体も向けて回答すると良いです。
オーバーな身振り手振りは、相手に良い印象を与えるどころか、落ち着きのない人だと面接官に思われてしまうため、身振り素振りが極端になっていないか注意しなくてはなりません。

面接が終了したら椅子から立ち上がり、ありがとうございましたと一礼し、ドアを開ける前に「失礼します」と再びお辞儀をして、静かに退出してください。
面接室から出たら、誰も見ていないので緊張の糸が切れるかと思いますが、部屋を出ても会場を離れるまでは、気を抜いてはいけません。

医学部の面接目的は、明確な志望動機があるのかを知るために行われて、人命を預かる医者に相応しい強い責任感があるのかを、面接でアピールできるかが重要です。
医学部入試の面接に個人面接と集団面接があり、受験校でどの形式の面接が行われるのかを把握し、それぞれの面接に対応した対策をして、大阪医学部予備校の受験に備えましょう。


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